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2006年12月10日

麦の穂をゆらす風

最後まで登場人物達に救いの無い映画です。観ていて胸が苦しくなります。
ハリウッド映画にありがちな、とってつけたようなハッピーエンドの映画に飽きた人には、とてもオススメです。
CINECITTA' にて
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麦の穂をゆらす風@映画生活

2006年12月14日

ゴッドファーザー

TOHOシネマズ川崎のオールナイト上映にて。
出演者がみんな若い!!
映画館で観たのは初めてなので、音に感激!!
川崎はシネコンの激戦区なので、こういう良質の特集上映で競い合ってくれるとうれしいです。
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ゴッドファーザー@映画生活

2006年12月15日

ゴッドファーザーPARTII

こちらもTOHOシネマズ川崎のオールナイト上映にて。
やはり劇場では初見ですが、祭りのシーンは映画館で観ると圧巻ですね!!
デ・ニーロの若い頃の作品を久々に観ましたが、この頃の方が好きですね。
PARTIIといえば、フレド役のジョン・カザールの存在感もGJ!!
最後に少しだけソニー兄さんが出演してたのも初見時にはびっくりした記憶があります。
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ゴッドファーザーPART2@映画生活

2006年12月16日

007 カジノ・ロワイヤル

かっこいいモノクロのシーンで始まり、オープニングテーマのシーンはアニメ調。惹きつけられます。
最初の追いかけっこの相手の身体能力に唖然。。。
中盤は脚本がメインかな。
最後の建物のシーンは、よくこんな画を撮ろうと思いついたな~と感心です。
でもやっぱり、シリーズお約束のシーンの登場の仕方に一番ビックリしました。

新宿TOKYU MILANO2にて
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007 カジノ・ロワイヤル@映画生活

2006年12月19日

暗いところで待ち合わせ

舞台挨拶付き試写会の招待状をGETして観てきました。
生の田中麗奈さん。とても細く、とても綺麗で、とても笑った顔がかわいらしかったです。
共演のチェン・ボーリンさん。日本語を一生懸命勉強したんだろ~な~ ということが伝わってくるような挨拶っぷり。朴訥とした感じで、とてもいい人みたいです。田中さんが主演した中国映画でも共演されたとのことで、通訳さんを使わずに2人で中国語で会話していました。
田中さんは、もうすっかり国際女優ですね。英語も勉強して、ハリウッドでも活躍してもらいたいです。
天願大介監督の作品は初めて観ましたが、暖かさと寒そうな空間が同居したような不思議な画がとても興味をそそられました。ラストは何が起こるというわけではないのですが、とても暖かくて、いい終わらせ方だな~ と思いました。
まあ、なんといっても、この作品は田中麗奈さんの演技に尽きるのではないでしょうか。スッピン(後で知った)&父さんのコート姿で目の不自由な女性の演技をしている田中さんばかりが印象に残っています。
この作品に限らず、今年は主演女優が輝いている日本映画をたくさん観ることができていい年だったな~

ニッショーホールにて
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暗いところで待ち合わせ@映画生活

2006年12月20日

ストロベリーショートケイクス

普段、映画を観て、アラを探すことは無いのですが、この作品を観終わった後、あ~ こことそことあそこさえ、こうじゃなかったら完璧な作品だったのにな~ などとアラを探してしまうくらい大好きな作品です。
淡々として地味な画が続きますが、この世には実際こうして日々を暮らしている人がいるのだろうな~なんて事を思いながら、どっぷり、この世界に入り込んでしまいました。
監督の矢崎仁司さんに今後注目です。
主演の池脇千鶴さん。演技をしているんだか、していないんだか分からないくらい、役にハマっていました。年を重ねてもかわいらしいままで、今後の活躍にも期待です。
重なりそうで重ならない2組の2人組が最後の最後で重なりそうになる終わらせ方に拍手!!

渋谷シネ・アミューズにて
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ストロベリーショートケイクス@映画生活

2006年12月21日

フラガール

今年観た日本映画のベストがこの作品!!
序盤の早苗役、徳永えりさん。中・終盤のまどか先生役、松雪泰子さん。私にとっては主役の蒼井優さん。出てくるだけで笑えるけど、きちんと見せ場のある南海キャンディーズ・しずちゃん。女優さん達の演技が神懸っています。
特に注目なのが、早苗役の徳永えりさん。この徳永さんの存在があったからこそ、この作品に入り込めたと思っています。最初に出てきた時から、おぉぉぉぉ~ とスクリーンの中の存在に引き込まれましたが、ちいさい弟妹の前での笑顔の晴れ姿。その直後に起きた出来事。家の中の様子も含めて、あまりにもリアルすぎて、泣いていいのか、どうしたらいいのか分からなくなるくらい、感情が揺り動かされました。徳永さんの次回作「彩恋」という作品の公開が控えているとの事。違う役を演じている徳永さん、必見です!!
中盤以降、徳永さんが出なくなってしまって、寂しい思いをしているところで頑張っていたのが蒼井優さん。どの作品でも強い印象を残す、すごい女優さんですよね。英語が話せるか知りませんが、ネイティブで会話ができるようになって、ぜひハリウッド女優として活躍していただきたい女優さんの一人です。

今の日本は当時と比べて、物質的にはそうとう豊かになったと思いますが、こんな時代もあったんだという記録として残す意味でも重要な作品だと思います。東京で暮らしていると分かりませんが、現在でも地方に行くと、夕張市に限らず(そういえばこの作品でも夕張が少し出てきますね。。。)、景気の先行きがかなり暗い所もあるようです。この作品を観て、励まされて、日本全体が頑張ろうという気持ちになるといいな。

新宿TOKYU MILANO2にて
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フラガール@映画生活

2006年12月22日

マイアミ・バイス

マイケル・マン節全開の作品です。
観る人を選ぶ作品です。
男臭いです。
汗のにおいがスクリーンから伝わってくるようです。
画がマイケル・マンです。
色がマイケル・マンです。
銃撃戦がマイケル・マンです。
銃の音もマイケル・マンです。
マイケル・マンでおなかいっぱいになりたい人にはオススメの作品です。

TOHOシネマズ川崎にて
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マイアミ・バイス@映画生活

2006年12月24日

スキャナー・ダークリー

ブレードランナーでおなじみのフィリップKディック原作の、特殊なアニメ処理された映画。SFっぽいのかな?というぐらいの認識で観に行きました。やっぱり画は気になります。ああこういう画を撮りたくて、この技術を使ったのかな~ というシーンが続きますが、後半にいくにつれ、あれ?あれ?見た目はナンだけど、こういう作品だったの? ってな感じで、いい意味で期待を裏切られました。なぜか「カッコーの巣の上で」を思い出してしまったのは私だけなのでしょうか。
大好きなウィノナ・ライダーさんが幅のある、いい役をやっていました。アニメ処理されても、綺麗な方は綺麗です。ネガティブな話題のイメージが残っているので、序盤は、あぁ こんな役やらされて。。。なんてことも思いましたが、それは杞憂に終わりました。
ラリったような音と、要所のバイオリン(?)の音楽が印象的。

シネセゾン渋谷にて
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スキャナー・ダークリー@映画生活

2006年12月25日

あるいは裏切りという名の犬

シーンの切り替えの見事さ。
家族と会うシーンでかかる音楽。
褒めたい部分はたくさんあるが、やっぱり画が印象的。
全編に渡り、影がかかった画。途中、光が差すシーンが続くが、再び影の世界へ。。。

神懸った脚本。フランス語の台詞をそのまま理解できないのがくやしくなる。観終わって、無駄なシーンなんてあったのかな?と考える。「七人の侍」並みに凄い。
正義とは何か?悪とは何か?そういう言葉を軽々しく使う気にならなくなります。

とにかく映画らしい映画を観ることができて大満足。映画館で視覚、聴覚、嗅覚(男臭いにおいがスクリーンから漂ってくる気がする)をフル動員して観るためにあるような作品です。

銀座テアトルシネマにて
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あるいは裏切りという名の犬@映画生活

2006年12月28日

ルネッサンス(予告編)

スキャナー・ダークリーを観にいった時に観た予告編の中で、とても印象に残ったのが、このルネッサンスの予告編だ。
う~ん。。。印象に残ったという表現は手ぬるいな。衝撃を受けたといった感じかな。
この予告編が始まると、スキャナー・ダークリーがアニメ調の画だとの先入観があったのと、建物の映像が、同じフィリップKディック原作のブレードランナーのアニメ版(?)って感じがしたので、あれあれ?いつの間に本編が始まったの。。。なんて勘違いをしてしまった。
公式サイトを見ると、007 カジノ・ロワイヤルのダニエル・クレイグが声の出演をしているようだ。ちなみにこちらのサイトでもパターン違いの予告編など、映像の一部がみられるので雰囲気は伝わると思う。が、やっぱスクリーンで観たときの衝撃ときたら、それはもう。。。
影の表現や線、建物や物の質感、etc...う~ん、早く本編を観たい。
現在のところ、ほとんどコンテンツの無い日本版の公式サイトによると2007年の夏に公開予定のようだ。

しかし、フランスのアニメは本当に日本のアニメの感覚で観てるとびっくりさせられる作品が多いよな。今後このブログでもいくつか採り上げることにしよう。

2006年12月29日

大奥

テレビドラマ版は未見なので、作品の世界に入れるか不安だったが、冒頭に解説&紹介的なシーンが続くので、その点については問題なかった。しかし、TV版ファンの方や宣伝用と思われるカットやシーンがチョコチョコと挿入されるので、やっぱりドラマの延長なのかな~ 映画好きにはつらいかもな~ なんて事を思いつつも、着物や花などの色の表現は映画館ならではだよな~ なんて事を考えながら見ておりました。
しかし、この作品のクライマックスと思われる、火事→祭→花火のシーンには素直に感動!!
特に仲間由紀恵さん演じる絵島が、このシーンまでは凛とした職務に忠実な堅物人間だったのが、あるきっかけで一人の女に変わっていくさまを描く演技は圧巻!!
特に無音のシーンからの流れは、TVでは表現できまい!!というくらい映画、映画してました。
仲間さんを筆頭に女優さん達の、台詞ではなく眼で感情を表現する演技は、みなさんすばらしかったと思います。

109シネマズ川崎にて
(この劇場には初めて足を運んだのですが、駐輪場の数が充実していてビックリ。3時間無料というのも自転車乗りにはうれしい配慮です)
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大奥@映画生活

2006年12月30日

鉄コン筋クリート

褒めたい所の多い作品に、また出会えました。
もう、画が、線が、キャラクターの動きが、松本大洋です。このスタッフさん達以外で、こんなに松本大洋している作品が製作できるのでしょうか。松本大洋の作品が好きな人には絶対に観てもらって、松本大洋の世界に浸ってもらいたいですね。
松本大洋の世界といえば背景などの美術がすごい!!背景だけを観るためにもう一度観に行きたいくらいハマりましたね。大判の美術集などが出たら衝動買いしそうです。DVDの特典か何かで入りそうな気がしますね。

あと大絶賛なのがシロの声を演じている蒼井優さん。この人が演じていると知らずに観たら、絶対に蒼井さんの声とはわからないのではないでしょうか。今年は蒼井さんの凄いところをたくさん観させてもらいましたが、本当に演技に幅のある素晴らしい女優さんですよね。絶対ハリウッドに進出してほしいです。はい。シロの台詞「あんしん あんしん」は耳に入ってくるだけで涙が出そうになります。
もう一人、劇中で、この声ハマってるな~ 誰がやってるんだろうな~ なんて思いながら観ていて、クレジットを観て「あっ またこの人か!!」と絶叫しそうになったのが田中泯さん。「また」というのは「たそがれ清兵衛」に出演されていた時も、劇中で、誰だろうな~この人 雰囲気あるよな~ なんて思いながら観ていて、後日、本職が俳優ではなくダンサーさんと知った時も「えぇぇぇぇ」と絶叫させられた経験があるからです。いや~ この世には本当に凄い人がいるもんだよな~。田中さんを起用しようと最初に思いついた人に拍手!! 

スピリッツ連載時の最終話をリアルタイムで読みましたが、あれ?打ち切りエンド???という感想を持った事を思い出しました。が、この映画では、エンドクレジットも含めて、とても素敵な終わらせ方だったと思います。
導入部の展開といい、中盤の盛り上がりといい、終わらせ方といい、脚本の構成がうまいんだろうな~ よくまとめたよな~ きっと練りに練ったんだろうな~ てな具合で話の展開は神!!

とにかく、上記二人以外の俳優系の方の声と、シーンのつなぎが気になった以外は完璧だったと思います。シーンのつなぎの間については、上映時間の事を考えてこうなっちゃったのかな~ なんて想像をしてしまいますが、もしそういう理由ならDVDが出るときにでも再編集していただけると、うれしいな。
まあ、作品が完璧すぎると、こんな細かいアラのようなものを探してしまう傾向にあるので、トータルでは大満足ということですね。

新宿TOKYU MILANO3にて
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鉄コン筋クリート@映画生活

2006年12月31日

オペラ座の怪人

今まで生きていて全く縁が無かったのに、今年はいろいろな「オペラ座の怪人」を鑑賞することができました。
きっかけは図書館にあったアンドリュー・ロイド=ウェバー製作・音楽・脚本のDVDを何気なく観たことなのですが、冒頭のオークションシーンで、あの音楽と共に、シャンデリアが上がりながら、オペラ座が元の姿に戻っていくシーンを観て、もうクラッときてしまいました。ヤバイこの作品を映画館で見逃したのは一生の不覚!!と思い、どこか映画館でリバイバルしてくれないかな~などと思いながら関連する作品に手を出していきました。

まず、原作のガストン・ルルーの小説を図書館で借りて読んでみました。古い怪奇小説は読み慣れませんでしたが、時代背景などは結構つかめたのではないかと思います。

次に、劇団四季版「オペラ座の怪人」を観に行きました。同じアンドリュー・ロイド=ウェバー脚本の舞台版なのでDVDとの違いを楽しんだのですが、やはり生演奏でのあの音楽はもうたまりませんね。舞台装置も、限られたスペースで、よくもまあやるもんだと思いながら観てました。ラストの生の演技は圧巻でした。

今年の秋はちょうど宝塚歌劇団花組で、同じ原作のアーサー・コピット&モーリー・イェストン版「ファントム」も上演されていたので観に行きました。ファントム=エリックのキャラクターが他の作品とは大きく変わっていましたが、結構感情移入できました。クライマックスの銀橋のシーンでは涙が。。。
でもこの作品は宝塚が好きになるきっかけを与えてくれたのが大きいですね。宝塚は女性が観に行くものという先入観がありましたが、いやいや衣装の色合い、かっこいいダンス、華やかなレビューなどなど見せ場が多く、今まで縁がなかったのがもったいない気持ちになり、その後、ちょこちょことチケットを取るようになりました。

その後、ユナイテッド・シネマ豊洲という映画館のオープン記念にて特集上映されるとのことで、自転車に乗って観に行きました。
DVD・小説・舞台2パターンと観てきましたが、やっぱり自分は映画が好きなんだということを実感させられました。DVDで観たときとは比べ物にならないくらいの感動。
冒頭のオペラ座が色鮮やかによみがえっていくシーン。
クリスティーヌと一緒に歌いながら地下のファントムの部屋へ行くシーン。
ドンファンの迫力の演技のシーン。
あぁ やっぱり映画だからこそできるこの表現というのを映画館で観られる幸せ!!
特に自分が好きなのは、物語のちょうど真ん中、クリスティーヌとラウルの屋上での雪のシーンなのですが、ここでのラウルに感情移入できるからこそ、その後の展開がより楽しめるのではないかと思っております。同じシーンのファントムの苦悩もGJ!! 四季版ではラウルがあんまりぱっとしない感じがしたので、やっぱり映画版が私は好きです。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムさん、歌も上手だし顔も好み、何か他の作品でも観たいな~と思って調べてみたら、「ポセイドン」でカート・ラッセルの娘役がそうだったのですね。。。既に観ていたのに気付きませんでした。また歌う役をやってください。

ついでといってはなんですが、今日GyaOで、監督がブライアン・デ・パルマで同じ原作の「ファントム・オブ・パラダイス」も観ることができました。作品自体はまあなんですが、見る機会もないだろうと思っていた作品が観られたのと、デ・パルマ監督っぽいシーンを観られてたので良しとしましょう。(デ・パルマ監督のB級映画は久しぶり)

映画はユナイテッド・シネマ豊洲にて
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オペラ座の怪人@映画生活

2007年01月01日

エラゴン 遺志を継ぐ者

竜が飛ぶシーンの気持ち良さが、この映画のいいところですね。
指輪物語やゲド戦記などのファンタジーの世界が好きな人なら、この作品にすんなり入り込めるのではないでしょうか。
小説やゲームで想像することしかできなかった竜の強さを、凄い映像で表現してくれています。
続きではどんな竜バトルが観られるのでしょうか。楽しみです。

TOHOシネマズ六本木にて
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エラゴン 遺志を継ぐ者@映画生活

2007年01月02日

オーロラ

この映画はダンスシーンに尽きるのではないでしょうか。
舞踏会、雲の上、自然の中と様々なシチュエーションで美しい踊りが観られます。まるで動く絵画を鑑賞しているようです。
私は、いかにもダンスシーンというよりも自然と体が動いちゃうってな感じのシーンがお気に入りです。
目を覚まして、ベッドで踊りながら起き上がるシーンと、悲しいシーンの後、部屋で一人踊るシーンは息を飲みました。
自分の中でのクライマックスは、画家の前で、お母さんのトゥシューズを履いて踊るシーン。私は踊りは観るだけなので技術的なことは分かりませんが、とにかく凄い!!動きが派手な訳ではないのですが、いろいろな感情があふれてくるようなあの動き!!画家でなくとも見惚れます。
オーロラ姫役のマルゴ・シャトリエさん。踊っているときの表情は素敵なのですが、普通の演技をしているときは、少し表情が硬いかな~ というところが少し残念。
オーロラ姫の弟役のアンソニー・ムノくんの存在感がなんとなく気になりました。可愛いとかありきたりな言葉ではなくて、何というか おぉッとさせられました。

Bunkamura ル・シネマにて
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2007年01月03日

父親たちの星条旗

予告編を見る限り、プライベートライアンのような激しい戦闘シーンがメインなのかな~というイメージでしたが、戦闘シーンは物語を語るための素材の一つでしたね。
それよりこの作品では、
・英雄が作られていくさま
・英雄の末期
・英雄とは何か
・兵士達は何のために戦って、誰のために死んでいくのか。
という点について深く考えさせられます。
マスコミなどに持ち上げられて、その後、ストンと落とされるのは、最近のあるボクサーさんなどを見ても、昔からどの国でも行われてきた事のようですね。
今作では「英雄」についてをメインに考えて、その他のことは、「硫黄島からの手紙」とも合わせて考えるのが良さそうです。
途中で途切れてしまうようなシーンのつなぎがあるのですが、それは「硫黄島からの手紙」への伏線ということで、この作品では気にしないことにしましょう。
冒頭の髪を刈っているシーンが印象的なのは、あぁそういう事なのね。。。と最後の方で思いました。
海辺のラストシーンは何故か涙があふれてきます。

新宿TOKYU MILANO2にて
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父親たちの星条旗@映画生活

2007年01月04日

硫黄島からの手紙

冒頭のシーン。晴天のはずですが、スクリーンの色全体から死臭が漂ってくるかのようです。
西郷役の二宮さん、一人だけ現代からタイムスリップしてきたかのような台詞回しです。現代人が共感しやすいようにという演出なのでしょうか。最初は気になりますが、死線を乗り越えていく中でどんどん変貌していきます。米軍の上陸部隊を目の当たりにしたシーンは、実際、自分があの状況に置かれたら。。。と他人事には思えませんでした。クライマックスの浜辺のシーンでは自然と涙を誘います。

全体を通して、各々のエピソードはあっさりしてますが、「父親たちの星条旗」で途切れがちに終わったかのように思えたシーンが補完されていきます。
日本兵の視点からも、「兵士達は何のために戦って、誰のために死んでいくのか」が言外に語られます。
日本兵が家族に送る手紙、アメリカ兵が持っていた家族からの手紙。殺し合いをしてはいても日本人もアメリカ人も同じ人間同士なんですよね。
また、この作品では「正義」という言葉についても考えさせられます。「あるいは裏切りという名の犬」でも書きましたが、軽々しく使う言葉じゃないですよね。

新宿TOKYU MILANO1にて
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硫黄島からの手紙@映画生活

2007年01月07日

ALWAYS 三丁目の夕日

前半、アニメのような演技・台詞まわしが目に付きます。原作が漫画ということで、意図的な演出なのでしょうか。しかし、後半にいくにつれ、それが全く気にならなくなります。すっかり作品の世界に入り込んでしまったということでしょうか。
この作品の肝は音楽だと思います。泣きの場面になると似たような旋律の音楽がドラマを盛り上げます。おかげで非常にわかりやすい作品となっています。
室内のセットがもうすこし汚いくらいがよいと思うのですが。その点「フラガール」はリアルだったな~と感心します。
CGの使い方について、ハリウッドのまねばかりではなく、この作品のような日本ならではの使い方をどんどん他の作品でも広まっていくといいな。

物語の舞台となった昭和30年代というのは、現代のような物質的な豊かさがなくとも、うれしい、楽しい、感謝、幸せ、、、といった感情はとても豊かな時代だったのではないでしょうか。一昨年、この作品が、昨年「フラガール」が評価されるのは、この2作品が、その点を上手に表現していたということなのでしょうね。

DVDにて
ALWAYS 三丁目の夕日@映画生活

2007年01月09日

華麗なる恋の舞台で

人間が輝くっていうのは、こういうことなんだ!!!
ジュリア役のアネット・ベニングがこんな顔、表に出していいのかっていうくらいの表情から、最高に輝く表情まで、いろいろな表情を見せてくれます。
クライマックスにおける輝く怪物の演技は凄いというしかないのですが、同時にゲラゲラ声を出して笑ってしまいます。ビールを飲んだ後の表情も輝いています。

邦題もいいですね。まさにピッタリ!!

一ツ橋ホールでの試写会にて
華麗なる恋の舞台で@映画生活

2007年01月12日

長州ファイブ

幕末小説好きなら誰でも知っている井上馨、伊藤博文とは対照的に、明治維新後、要職に就くものの、知名度の低い、山尾庸三、井上勝、遠藤謹助。
前半は5人がそれぞれのエピソードを積み重ねながらロンドンに渡り、2人が帰国するまでを、後半は知名度の低い3人(特に山尾庸三)が主人公になります。
自藩の戦争中に海外にいて戦争が終わって帰ってきた3人のことを、まるで卑怯者のように言う人間も私の身近にいましたが、なぜ2人が帰国して、なぜ3人がイギリスに残ったか、また、残った3人は何を考えながら技術を身に付けていったかが、この作品では描かれています。
また、山尾庸三の名言

「仮令当時為スノ工業無クモ人ヲ作レバ其人工業ヲ見出スベシ」

が生まれた背景が分かります。
途中に挿入される重要なシーンでの長まわしのカットが印象に残ります。

後半は出ずっぱりの主人公、松田龍平さんの出演映画を初めて観ました。本来、地味なキャラクターの山尾庸三をカッコよく演じています。眼の力が印象的な俳優さんですね。「悪夢探偵」も観に行きたくなりました。今後は要チェックです。

九段会館での試写会にて
長州ファイブ@映画生活

2007年01月14日

花とアリス

最近、蒼井優さんが出演されている素晴らしい作品を目にする機会が多いです。そんな気になる蒼井優さんについて、「フラガール」を観た後、ブログ巡りをしていて結構目にしたのが、この作品「花とアリス」のラストのバレエシーン。バレエ好きの私としては見逃してはならないと思いDVDで視聴しました。

岩井俊二監督作品といえば「ラブレター」「四月物語」かな?というくらい久しく離れてしまっていましたが、やっぱり画がきれいで、光の演出も、あぁ!岩井作品ってな感じで、すんなりと入り込めました。音楽も相変わらずセンスがいいですよね。
この作品、脚本がよく練られているのか、無駄なシーンが少ないように感じました(脚本も岩井俊二氏)。途中、バレエ少女たちの写真を写しているシーン。単に綺麗な映像を撮影したいだけなのかと思っていましたら、終盤にあんな形で本筋に絡むシーンに使われるとは思いもしませんでした。

序盤は2人の主人公を軸にして、それぞれのエピソードを重ね、キャラクターを肉付けていきます。中盤当たりから、三角関係が発展していき、クライマックスでは、2人の女優さんがそれぞれの素晴らしい演技で物語を締めます。
鈴木杏さんの表情の演技もいいですが、やはり私のメインは蒼井優さんのバレエシーン。
確かに美しいのですが、私にとってはカットが多かったのと、その場に居合わせた広末涼子さん、大沢たかおさん達のキャラクターの演技が挿入されていて、ちょっと散漫な印象を受けました。バレエの実力があるのであれば、ワンシーンワンカットでバレエをじっくり観てみたかったです。。。とはいっても美しいことには変わりがなく、まあ、バレエ鑑賞では無く、映画鑑賞なので、こういう編集もありなのかな~ と思うことにいたしました。

花とアリス@映画生活

2007年01月15日

僕は妹に恋をする

シークレット舞台挨拶付試写会にいってきました。
榮倉奈々さんは、今年主演映画作品が続くとのことだったので、主演作をチェックしておこうと思っていたのですが、思わぬ形で生の榮倉さんを拝見することが出来ました。その他、出席されていたのは安藤尋監督、主演の松本潤さん、主題歌を歌うクリスタル・ケイさんです。
松本さんは、映画の舞台挨拶の経験はあまりないのか、緊張されていたように思われましたが、とても誠実かつお茶目に受け答えをしていました。かなり好印象です。
クリスタル・ケイさんの事はあまりよく知らないのですが、とても堂々とされていて、笑顔も素敵でした。
お目当ての榮倉さんですが、話には聞いていましたがデカいです。踵の高いブーツを履いていた訳でもないのに4人の中で一番大きかったです。やっぱり緊張されていたのか表情が硬いように思われました。が、プレスの写真撮影が始まると、さすがそこはプロ!!笑顔をたくさん見せてくれました。質問の受け答えを聞いていても真面目そうな印象を受けました。

肝心の本編ですが、序盤のクライマックスのシーンに尽きるのではないでしょうか。原作は未見なので、あまりにも唐突にあのシーンが出てきてビックリしました。2人の心を表すかのように揺れるカメラ、長回しのカット、背徳感を象徴するかのような照明。2人の演技も初々しくて素晴らしいシーンです。
このシーン以降はラストまで、少しテンポが悪い印象を受けましたが、まあ、このシーンを観られたので全て良しとしたいです。安藤監督の次回作に期待。

この作品を最後まで集中できたのは、松本さんの存在が大きかったのではないでしょうか。感情を抑えた表情が多かったと思いますが、揺れる感情を見事に演じておられました。
榮倉さんの方は、作品中も少し表情が硬いかな。。。と表情のバリエーションに乏しい印象を受けましたが、笑顔は満点でした。背が高いので相手役を選ぶと思いますが、今後に期待します。まあ何にしても序盤のあのシーンを演じられただけでも十分すごいです。

とにかく序盤のクライマックスに注目の作品です。

九段会館での試写会にて
僕は妹に恋をする@映画生活

2007年01月18日

虹の女神 Rainbow Song

「花とアリス」を観て思い出しました。昨年この映画を観に行ったことを。蒼井優さんが盲目の女性を演じた印象しか残っていなかったのですが、そういえばこの映画って岩井俊二さんがプロデュースしてたんだよなと記憶がつながりました。
盲目の女性といえば「暗いところで待ち合わせ」の田中麗奈さんも凄かったですが、蒼井さんも負けていません。完全に主人公2人を食ってしまっていたのではないでしょうか。眼と表情の演技が素晴らしいです。

主人公の市原隼人さんは、普通の朴訥としたお兄さんの役で、市原さん本人もこんな人なんじゃないかと思わせる演技でした。初見だったのですが、いいキャラクターの役者さんですね。

もう一人の主人公、上野樹里さん。NHKの朝ドラ「てるてる家族」を欠かさず観ていた者としては応援したくなる女優さんです。少し芝居がかった演技が鼻につきますが、それだけ芝居に没頭しているということなのでしょうか。中盤の怒りをぶつけるシーンは何かに憑かれたようでした。出演作を観たのは「スウィングガールズ」に次いで2作目ですが、もっといろいろな芝居を観てみたい女優さんです。

試写会で観て日が経ってしまったからか、ストーリーや演出などはほとんど印象に残っていないのですが、演技の方が印象に残る作品です。上記3人以外の出演者の方の演技も素晴らしかったです。

イイノホールの試写会にて
虹の女神 Rainbow Song@映画生活

2007年01月19日

SHINOBI

今日テレビでやっていたようですね。上映時に劇場まで足を運んだのを思い出しました。
この作品は美しい映像に尽きるのではないでしょうか。私、山田風太郎の原作小説「甲賀忍法帖」も漫画版の「バジリスク」も読んでいますが、この映画を観る際は、これらの作品の事は全く考えずに見ることをおすすめします。とにかく美しい画を堪能する映画だと思います。

主演は最近「大奥」で観たばかりの仲間由紀恵さん。そういえば仲間さんを初めてスクリーンで観たのがこの作品でした。きっとこの監督さんは仲間さんを綺麗に撮りたくてこの映画を撮ったに違いない!!と思わせるくらい綺麗でした。

共演の沢尻エリカさんをスクリーンで観たのも、この作品が初めてでした。仲間さんが多忙のせいなのか、目のクマや肌の荒れが、よく観ると目立つ(別に細かい事を気にしなければいいのですが。。。)のに対し、沢尻さんの肌の綺麗なこと綺麗なこと。もうゆで卵みたいにスベスベってな感じでした。この時点では沢尻さんの事を全く知らなかったのですが、肌の綺麗な女優さんということで、とても印象に残りました。もう既に世間では「パッチギ!」で有名だったようですね。

そういえば主演男優のオダギリジョーさんも、やはり多忙のせいか肌が荒れてたような記憶がありますが、主演の2人の肌のことは見ないことにすれば、美しい映像を楽しむ事ができると思います。
ラストの仲間さんの画は肌のことなど気にならないくらい美しすぎて印象的です。

SHINOBI@映画生活

2007年01月20日

ルワンダの涙

「人が生きている」って何なんだろう。これがこの映画を観た第一感です。

私は人生のほとんどを日本で暮らしているため、外国の文化等については疎いのですが、ほんの十数年前に現実の世の中でこのような虐殺事件が起きたということを全く知りませんでした。本当に現実の世界の話なのか今でも実感がわきませんが、パンフレットやネットなどを見て愕然としているところです。
どんなに厳しい状況でも新しい命は授けられます。この赤ちゃんの運命とは何だったのだろう。
ルワンダ人の主人公マリーの父親が国連軍の大尉に、ある申し出でをします。「生きる」という選択肢がなくなると、人はこういうことを願うのか。。。と強い衝撃を受けました。

人は生きていく中でいくつかの岐路に立たされることがありますが、本当に正しい選択肢を選んだのか、そもそも正しい選択とは何なのか、何が正しくて何が誤りなのか。。。 様々な疑問が自分に突きつけられます。
虐殺事件の生存者で、この映画にスタッフとして携わっている人達が最後にスクリーンに写りますが、この人達の笑顔は何を表しているんだろう。と最後まで深く考えさせられます。

「麦の穂をゆらす風」といい映画を観ることがなければ考えることも無かった、自分の心をえぐるような現実に、今後ともスクリーンを通して触れていきたいと思いました。

メディアボックス試写室にて
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ルワンダの涙@映画生活

2007年01月21日

ディパーテッド

マーティン・スコセッシ監督の30年前の作品「タクシードライバー」がマイ・フェイバリット・ムービーな私にとって、外せない作品です。
どの映画でもよく見かける銃撃戦のシーンですが、この監督にかかると一味違います。今何歳なのか知りませんが、映像が成長し続けているんだな~ ということを感じさせるシーンです。あと、音楽の使い方がうまいですよね。やっぱり。

スコセッシ監督の最近の3作品でコンビを組んでいるレオナルド・ディカプリオ。「ギャング・オブ・ニューヨーク」では共演のダニエル・デイ=ルイス、リーアム・ニーソンにおいしいところを持っていかれてしまった感がありましたが、「アビエイター」では立派な主役でした。近作でも共演が強すぎるのでヤバいかな?と思っておりましたが、そんな事は気にする必要ありませんでした。序盤からキレそうな演技が、もう最高です(ちなみにこのシーン、マーク・ウォールバーグの見せ場でもあります)。精神的に追い詰められていくさまは「アビエイター」のハワード・ヒューズを思い出させます。ディカプリオの表情だけをチェックしにもう一度観に行こうかなと思わせる演技です。

マット・デイモンも、やっぱり追い詰められる役ですが、演技に意外性があまりないように感じられました。というのもジャック・ニコルソンとからむシーンが多いので、あまり多くを望むのは酷というものかもしれませんね。
そのジャック・ニコルソンですが、これはもう怪演というしかないんじゃないでしょうか。人間の世界に化け物が混じってしまってはねぇ。。。どのシーンも凄いのですが、私はやっぱりハエのシーンがインパクト強でした。この演技とからんで見劣りしないのだからディカプリオも凄いということでしょうね。

全体を通して、「インファナル・アフェア」を観ているので、割とこの世界にすんなり入れました。これだけのメンバーに見せ場がある脚本が秀逸なのでしょうね。マーク・ウォールバーグが割を食ってしまってますが、短い時間で強烈な存在感を示してくれています。
ラストのテンポは圧巻!!!

新宿TOKYU MILANO1にて
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ディパーテッド@映画生活

2007年01月22日

亀は意外と速く泳ぐ

「虹の女神 Rainbow Song」と同じ主演:上野樹里さん・助演:蒼井優さんコンビの作品です。

この作品は監督・脚本の三木聡の世界を楽しむ作品ですね。この世界の二人の演技はというと、蒼井さんの方は、ほとんど本編とはからまないような気がするのですが、独自の世界を作っています。他の作品では観られないキャラクターを演じているので、出てくるだけで楽しかったです。
上野さんは、奇怪な共演者に振り回されて困ったような表情が多いと思うのですが、この世界と同じくユル~い表情が可愛らしいです。この頃はまだ垢抜けていなかったように思われますが、それが作品の世界にマッチしていました。

共演者や小ネタを一つ一つ触れてても切が無いですが、最後のクレジットのシーンはお気に入りです。
なんともユル~い世界に浸りたい人にはオススメの作品です。

DVDにて
亀は意外と速く泳ぐ@映画生活

2007年01月24日

約束の旅路

「ルワンダの涙」を観たときも思ったのですが、私、外国の事をよく知りません。オープニングで写真と共に舞台背景の解説があるのですが、まずはこんな現実がある事にびっくりさせられます。

劇中の主人公は、周囲に様々な形の愛情を示してくれる人に恵まれ、成長していきます。つらい現実もありますが、愛によって支えられ、どんどん人間らしさが増していきます。観客である私も、いつの間にか主人公を応援していました。

上映前に監督のラデュ・ミヘイレアニュさんの舞台挨拶がありました。「母」について語っていたのが印象的でしたが、まさにこの作品は全編にわたり様々な「母」の愛情が示されます。
ラストは自然と涙が溢れ出ます。

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シネカノン試写室にて
約束の旅路@映画生活

2007年01月26日

ドリームガールズ

音楽が凄いのは当然としても、脚本が神懸かってます!!!
何なんだ、このストーリーは!主要登場人物に全員見せ場がある所がまず凄い!!
中盤にありえないくらいに盛り上がって、これ以上に盛り上げるのは無理だと思わせておいて、最後にあの盛り上がり! すごい! スゴイ!! 凄い!!!

中盤の盛り上がりの主人公は、アカデミー助演女優賞ノミネートのジェニファー・ハドソン。もうほとんど主役ですよね。アカデミー賞も決定でしょう。
主役だと思っていたビヨンセはあまりパッとしませんが、ラス前に観せてくれます、聴かせてくれます。
そして大感動のラスト。もう魅せられっぱなしです。登場人物全員の表情が輝きます。(一人だけ複雑。。。)
夢をつかむというのはどういう事なのか、人間が輝くというのはどういう事なのか、また一つこの映画で学んだような気がします。

オリジナルの舞台のことは知りませんが、映画ならではの映像に、最高の音楽。もう劇場で観るしかありえない作品です。

一ツ橋ホールの試写会にて
ドリームガールズ@映画生活

2007年01月28日

あなたを忘れない

音楽がやさしいです。温かいです。まるで主人公役のイ・テソンさんのまなざしのようです。
イさんのこのまなざしがあったからこそ、この映画が成立していると思います。また、こんな眼の持ち主だからこそ、あんな行動がとれたのだろうなと思いました。

冒頭に実話を元にしたフィクションと断り書きが出ます。10年前に韓国の大学の講義でスピッツの歌詞が使われていたというのは、おそらく事実なのだろうと思いますが、結構びっくりしました。
作品中に日韓の簡単な歴史が紹介されます。あまり偏ったものではないので、日韓関係に興味が無い人も、すんなりと入れるのではないかと思います。

まあ何にしてもこの作品、主人公の目と音楽のやさしさで包まれていて、心が温まる作品です。

新宿TOKYU MILANO3にて
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あなたを忘れない@映画生活

2007年01月30日

12タンゴ/ブエノスアイレスへの往復切符

私にとって、タンゴといえばアストル・ピアソラなのですが、ピアソラ以外の曲もたくさん聴くことが出来ました。タンゴのダンスをまじまじと見たのも初めてで、ダンスの世界の奥深さに触れることができたと思います。
お目当てはやっぱりバンドネオン。音が好きなのは当然ですが、あの何ともいえない動きや奏者の表情なども大好きです。撮影終了直後に亡くなられたという伝説のバンドネオニストの演奏はやっぱり神懸かっていました。

アップリンクXにて
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12タンゴ/ブエノスアイレスへの往復切符@映画生活

2007年02月02日

マッチポイント

ウディ・アレンの映画は久しぶりでした。
冒頭のテニスボールのシーンを予告編で観たのが印象に残っていたので、きっとこんな話なんだろうな~と思って観ていたら。。。 いや~ 参りました。神脚本です。

スカーレット・ヨハンソンの登場シーン。綺麗です。ウディ・アレンは年を重ねても、綺麗な女性が大好きなんだろうな~ というのが伝わって来るような、そんなシーンです。「ブラック・ダリア」も観ましたが、こちらの作品の方が、私の好みでした。

主人公は悪事を重ねて、運が尽きそうになるところで、あの指輪の神シーンが。。。
このシーンがこの作品の全てなんだろうな~と思います。

CINECITTA'川崎にて
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マッチポイント@映画生活

2007年02月03日

海でのはなし。

去年はいろいろな女優さんが主演している作品にめぐり合えましたが、宮崎あおいさんとは縁がありませんでした。たまたまこの作品が上映されている事を知り、早速観に行きました。

いや~ 凄いですね。びっくりしました。本当に役の女の子がその場に存在するような演技というか、演技に見えない演技というか。。。
中盤の見せ場、出生の秘密を知るシーン。もっと芝居芝居した演技になってもおかしくないのに、ごく自然にこなしてます。とにかくびっくりしました。
ナレーションも耳に心地よいです。これからどんな女優さんになるのでしょうか。

相手役の西島秀俊さん。「大奥」にも出演されてましたね。感情のふり幅の大きな役をきちんとこなしていました。いい役者さんですね。

「バベル」で米アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた菊地凛子さんがチョイ役で出演されてます。ほとんど印象に残らなかったのですが、この人が「バベル」ではどんな演技をするのかが楽しみです。

映像は映画館で上映することが前提とされてないような粗い画で、脚本も正直イマイチといった感じでしたが、主演2人の演技と全編にかかるスピッツの音楽が作品を盛り上げていました。

ユーロスペース1にて
海でのはなし。@映画生活

2007年02月04日

墨攻

予告編を観たときは、派手な戦闘シーンが売りの映画なのかと思っていましたが、いい意味で裏切られました。大スペクタクルシーンはあくまで中盤の見せ場でしかありませんでした。終盤の人間ドラマこそが最大の見せ場でした。

主演のアンディ・ラウさん。日本ではインファナル・アフェア3部作やLOVERSなどが有名どころなんだと思いますが、本場中国では超大スターです。私、中国に短い間滞在したことがあるのですが、アンディ・ラウが歌っているビデオや主演映画のポスターをいろいろな所で目にしました。
この作品でも、謙虚で、人間愛にあふれたヒーローをかっこよく演じています。

予告編から注目していたのが、女騎馬隊長・逸悦役のファン・ビンビンさん。声がかわいいな~ とずっと思っていたのですが、本編を観ると表情も私好みで、今後注目の女優さんです。かわいいと思っていた声を奪われ、それが聴けなくなったことが、あのクライマックスを招くわけで。。。

他にも、敵の将軍役の方や、弓隊の隊長役の方など、かっこいい人が盛りだくさんで、人間ドラマを盛り上げています。

尺の都合でしょうか、シーンとシーンの切れ目が唐突な感があって、唯一残念な点でした。

新宿TOKYU MILANO1にて
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墨攻@映画生活

2007年02月05日

Ray/レイ

「ドリームガールズ」でもかっこ良かった、ジェイミー・フォックスがこの作品でも凄い演技をしています。歌は本物のレイ・チャールズらしいですが、ピアノは吹き替え無しでジェイミー・フォックスが演奏しているとのこと。もうビックリです。

ストーリーは単なるサクセスストーリーではなく、幼少の頃のトラウマ体験や、覚せい剤漬けの生活が軸となって物語を展開しています。
クライマックス。眼が開いたレイが見たものは何でしょうか。

DVDにて
Ray/レイ@映画生活