「オオカミのひみつ」偕成社
文・木村裕一 絵・田島征三
映画にもなった絵本「あらしのよるに」シリーズでおなじみの木村裕一さんの「オオカミの」シリーズの1冊です。
昔話では悪役を演じる事の多いオオカミですが、木村さんの作品に登場するオオカミは一味違います。
この作品の主人公のオオカミも、かわいい弱点を持ち、みんなに笑われないように、その弱点を秘密にしているという、なんともほのぼのしたオオカミです。
そのオオカミが田島さんの絵によって本の中を飛び回ります。田島さんのオオカミは、迫力のある、おっかない部分と滑稽な部分が同居していて、とても大好きです。
奥付のページの絵がとても楽しくて記憶に残るシリーズですが、この作品の奥付の絵も、主人公のオオカミのキャラクターが出ていて印象的です。
台詞と擬音も楽しいので音読するのもいいですね。