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硫黄島からの手紙

冒頭のシーン。晴天のはずですが、スクリーンの色全体から死臭が漂ってくるかのようです。
西郷役の二宮さん、一人だけ現代からタイムスリップしてきたかのような台詞回しです。現代人が共感しやすいようにという演出なのでしょうか。最初は気になりますが、死線を乗り越えていく中でどんどん変貌していきます。米軍の上陸部隊を目の当たりにしたシーンは、実際、自分があの状況に置かれたら。。。と他人事には思えませんでした。クライマックスの浜辺のシーンでは自然と涙を誘います。

全体を通して、各々のエピソードはあっさりしてますが、「父親たちの星条旗」で途切れがちに終わったかのように思えたシーンが補完されていきます。
日本兵の視点からも、「兵士達は何のために戦って、誰のために死んでいくのか」が言外に語られます。
日本兵が家族に送る手紙、アメリカ兵が持っていた家族からの手紙。殺し合いをしてはいても日本人もアメリカ人も同じ人間同士なんですよね。
また、この作品では「正義」という言葉についても考えさせられます。「あるいは裏切りという名の犬」でも書きましたが、軽々しく使う言葉じゃないですよね。

新宿TOKYU MILANO1にて
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硫黄島からの手紙@映画生活

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コメント (1)

こんばんは。
TBありがとうございました。

>「正義」という言葉についても考えさせられます。

同感です。
この映画でも、様々な角度から「正義」に
ついて語られますが、立場や取りようによって
意味はいくらでも変化する言葉ですね。
ホント、軽々しく使える言葉ではないと痛感します。

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2007年01月04日 23:49に投稿されたエントリーのページです。

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