『プリズン・ブレイク』ファンならある意味楽しめ、また時事的にもちょうどいいタイミングなので、ウィリアム・フィクナー祭第四弾は、『アルマゲドン』です。
#因みにこの映画、ビデオがリリースされてから学校の授業内で始めて観たのですが、クラスメイトの大多数が、ブルース・ウィリスの額の“しわ”に気をとられ、感動することも無く終始笑いっぱなしで終わりました。。。その為、この映画の印象って、“ブルースのしわ”しかなかった(ヲイ)。。。
アルマゲドン
地球に衝突間近な小惑星に対し、石油掘削工らが穴掘って、核弾頭ぶち込んで、粉々にさせて地球を救うという、ジェリー・ブラッカイマー作品。
当時(1998年)、歌手の松田聖子がゲスト出演していることで、日本でも話題になりました。
監督は、現在公開中の『トランスフォーマー』を監督するマイケル・ベイ。
主演は、『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリス。
#『ダイ・ハード4.0』でも、若干『アルマゲドン』(及び『16ブロック』)ネタあり。
音楽はトレヴァー・ラビン(『ナショナル・トレジャー』シリーズ、…と言うか、ロック・グループ「イエス」のメンバ)。追加曲をハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(『シュレック』シリーズ、『ナルニア国物語』)、スティーヴ・ジャブロンスキー(『スチームボーイ』)が手掛ける。
#因みに、スティーヴ・ジャブロンスキーは、マイケル・ベイ監督の新作『トランスフォーマー』の音楽を担当。
このサントラも、似たり寄ったりなところがあるものの、綺麗な音楽なので、RCファンにはウケけがいいのでは?
#そう言えば、アルマゲドンのメイキングか何かで、エアロスミスが歌う主題歌『I Don't Want to Miss a Thing』は「売るために作った」と言っていた。確かに売れたが、なんだかこういう発言を聞くと金儲けのために作った映画と言う感じがしてならない。。。因みに、『アルマゲドン』は、アカデミー賞にもラジー賞にもノミネートされている。
で、フィクトナー様はと言うと、NASAの宇宙飛行士ウィリアム・シャープ大佐役。
宇宙に向かうこととなった石油掘削工らを訓練し、宇宙へと連れて行きます。
前半の地球パートではあまり登場しないのですが、宇宙に行ってからはメインキャラに劣らず活躍し、その存在をアピールします。
途中、核弾頭をぶち込む穴が予定通りに掘れず、大統領命令である第二案(穴掘りに失敗したら、核弾頭を穴にぶち込まずに爆破させる)を実行しようと、穴掘りを継続しようとするハリー(ブルース・ウィリス)と衝突するシーンはシャープ大佐の見せ場。
政府の命令に忠実に従おうとするお役人ぶりを見せハリーに銃を向けるも、逆にハリーに首を締め上げられ…(それまで、優勢な感じだっただけに、ちょっと情けない…)。しかし、ハリーの絶対やり遂げてみせると言う姿を見て、ハリーを信じて手を貸すことに。
#そして、ここから、メインキャラに昇格。出番も存在感もUPです(笑)。
主人公との対立はあるものの、シャープ大佐はもともと真面目で自分の任務を果たそうとする人物であり、嫌味の無いキャラクターといえます。
#ロシアの宇宙ステーションで火災になり、取り残されたクルーを独り最後まで助けようとしていました(かなり頑張っていたものの、“大佐”という地位とクルーをまとめる(監督する)という立場であったため、他のNASA宇宙飛行士に強引に引きづられて連れ戻されてしまいましたが。尤も、取り残され組は自力で脱出に成功)。
#ただ残念ながら、その後、自分の仲間が取り残されたことに気づき、「助けるんだ」と現場に向かうブルース・ウィリスのシーンに力が入りすぎ、このシーンでのシャープ大佐の人柄の表現が薄くなってしまうのだな。。。
ハリーが型破りなリーダーとしたら、シャープ大佐は正統派リーダーと言う感じで、やはりここでも「いい人」です。
#クライマックスでは、ハリーとシャープ大佐のやり取りが印象的。シャープ大佐の存在が、ストーリーが進むにつれ、「石油掘削工、宇宙へ行く」という物語に深みを与えてくれています。
余談。
で、『プリズン・ブレイク』ファンが観ると、何が楽しいかと言うと、シャープ大佐は言わずもがなマホーン捜査官役のウィリアム・フィクナーで、宇宙ステーションから合流するロシア人宇宙飛行士レヴ・アントロボフ役が、『プリズン・ブレイク』でアブルッチ役のピーター・ストーメア。で、レヴの喋り方が、なんとなく若本規夫が吹き替えするティーバック(こちらも『プリズン・ブレイク』のキャラクター)に似ている。。。
そして、この二人は共に地球を救うために協力し合うのです(殆ど別行動ですが。。。)。
更に、余談ですが、アブルッチ役のピーター・ストーメアって、『コンスタンティン』で(腐女子が喜んだ、あの)サタン(ルシファー)を演じていた俳優さんなんですよね…。
■『アルマゲドン』DVD公式サイト(日本)
■映画製作者ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー―『アルマゲドン』紹介ページ(日本)